35周年

第35代会長 斎藤典穂

私の歩んだロータリー

 入会して27年、義父(帆足)のすすめであったが、当時医局を出たての、世間知らずで、こ生意気であったこの私を、ロータリーによって洗脳せんとする企みがあった。入会時の会長は故山田宗囲P.Gで、流石茶道の宗匠、謹厳たして端正、真面目が背広を着ていた様な方であった。

(危うくロタキチに)入会5年で義父の幹事を務めた。手続要覧、定款細則、RI文献等を渉猟した。知識は倍増し、白信もつき、意気大いにあがり、当時の259地区の広報委員長より、鎌倉に猛烈ロータリアン誕生。とのおほめを頂き、このままいけば、所謂ロタキチの誕生間違いなしであった。然し私のエネルギー不足か、感性がこれを拒んだのか、この道をあえて選ばなかった。

(充実した一年)1994年度会長に選任された。be a friendの実践を心に誓った。
当時荒武者(実はナイーブで友情)と目されていた何人かの方々に主要ポストを依頼し、白由奔放に仕事をして頂いた。夜間例会、特に例会後の数々のイベントは楽しかった。KCTVを活用してのクラブ内奉仕及び近隣5クラブの共同奉仕活動の模様が、市民に放映され地区内最高賞を頂いた。又鎌倉在住の作家の卓話、並びに御遺族の故入を偲ぶ逸話等、鎌倉クラブならではの面目躍如たるものがあった。会員書家の揮毫による財団、米山への多大な貢献も忘れてはならない。更に愛くるしいアー二一嬢、素朴で明るい張君の存在も此等クラブ活動に錦上花を添えてくれた。

幹事以下、皆良く致らぬ会長の意を体し、一丸となってbe a friendの一年を全うしてくれた。

この時程、ロータリーの心温まる友情を感じた事はなく、ロータリーは智識ではなく、心と実践である事を再認識させられた。共に奉仕したこの一年は、私の人生で掛替のない、価値あるページを飾るひとこまであった。

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